初等教育現場における「非認知能力」

非認知の能力とは「自己認識力」や「学習意欲」、「創造力」、「コミュニケーション力」など一般的に能力を判断される際に使われる認知能力(IQ)指標からは測定できない内面的な能力を指しています。

昨今では、子供が人生を豊に生きていくために必要な能力として世界中から注目を集めています。主に幼少期から学童期にかけて行われる「遊び」や「好きなこと」、「周囲との関係」のなかで形成しやすい能力といわれています。

初等教育現場においては、図画工作の時間や総合的学びの時間を使用した取り組みが一般的です。

例えば、学校内にある自然を使った工作では、創作過程において「創造力」や「工夫する力」、「最後までやり遂げる力」を遊び感覚で養成することができます。

教師は生徒の意思を尊重しながら自由な取り組みを支援することが大切です。